2014.10.15開催|STRAMD OSAKA 2014 第2回目 受講レポート(2)

2014年10月15日(火)、第2回『STRAMD OSAKA 2014』が開催されました。
受講生のK.Aさんより、レポートが届きました!

作成者:
K.A

第2回 STRAMD OSAKA 2014 講義レポート(2)

2014年10月15日(水)19:00-21:00 第2回講義はPAOS代表中西元男先生によるビデオ講義でした。
資料として基本概念となる「Paradigm10」「Prospectus10」が配られ、これらに基づき説明がなされていきました。
まったく芸術とは無縁の自分が、なぜ経営とデザインが結びつくのか・・・その疑問は講義を聞くうちに理解できていきました。

デザイン教育の誤り

『デザインは産業革命とともに誕生した。
マスプロダクション・マスコミュニケーション・マスシビラゼイションとマスの幸福追求として発展していった。
そして植木屋がクリスタルパレスの温室をデザインするまでに至った。
しかしデザイン教育が美術教育(ART)の延長線上にだけおかれたことが間違いの元であった。ARTは一品性の価値を重要視し、マスの価値と相反するものであった。』

→ここで「デザイン=芸術」という先入観を自分も持っていたこと、また日常多くのものにデザインが関わっていることを認識しました。デザインは文化・経済・技術・社会・環境など様々のモノと結びついている。たしかに芸術の範疇においてしまったことがデザイン教育の誤りであったことに納得しました。

デザインと経営について

『手元に同じ値段のグラスが3つある。
デザインは異なるが機能は同じ。人はどれを選ぶのか?
ここに物的価値とは異なる、情報価値がある。』

→ここに「暗黙知」でも「形式知」でもない、「感覚知」と呼ばれるものがあるのかと考えさせられました。

『デザインは「作家作品主義」から始まり、「マーケティングオリエンテッドプロダクツ」、「マネジメントオリエンテッドプロダクツ」と発展し、現在は「企業経営変革デザイン」への進化を遂げ、企業経営にデザインの感覚的訴求力が求められるまで発展している。
経営の流行も、1980年代の「CI経営」、次いで「ブランド経営」へ遷移し、そして現在は「Design Thinking 元年」と言われるまでに至る。
「企業に感動的な経営環境を与え、業績を伸ばす」ために、デザイニストの養成が求められるようになっている。』

→企業経営にも手法も社会的な背景とともに変化を遂げていくものだと考えさせられます。
また高度情報通信時代の現代においては、既存のフレームワークにとらわれず、広く生活・社会のデザインが可能なデザイニストが求められているというのは納得です。
第一次工業化社会、第二次情報化社会、そして第三次地球市民社会のステージにまで成熟した社会において、人々の価値観は人類愛や地球愛にまで達したというのも、震災以後社会がソーシャルになっていること、またSNSで個人同士のつながりが促進されていることなど、時代背景にからも必然であると思いました。

デザインの決定者は経営者である。

『世間に流布するデザインは誰が決定するのか・・・・それはデザイナーやアーティストではなく、最終意思決定者である経営者であるということ。
経営にデザインを取り入れるためには経営者に理解されるデザイン理論が必要である。』

→その手段としてデザイン思考などが必要となってきます。
1つの事例として1980年代のベネッセのCI提案が紹介されました。
それは事業フィールドと時間軸をマトリックスで整理した、アンゾフの成長マトリックスにも似たフレームワークでした。
個人的に一番興味をもったところはここでした。
1980年代にこのようなフレームワークで企業戦略が立案されていたことに驚きました。
どのような思考手順で、戦略が整理されたのか、まだまだデザイン経営に対する興味は尽きません。
今後の講義でさらに理解を深めたいと思います。

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