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2015.10.20開催|STRAMD OSAKA 2015 第3回目 受講レポート

2015年10月27日

2015年10月20日(火)、2015年度3回目となる『STRAMD OSAKA 2015』の講義が開催されました。
受講生のD.Kさんから、当日のレポートが届きましたので掲載いたします!

作成者:

D.K

第3回 STRAMD OSAKA 2015 受講レポート

元々浄水場があって、再開発地区として新しくなっていく西新宿を43年間定点撮影した動画からスタート。
街の移り変わりは、その場所に住んでいた人びとの人生の移り変わりでもあるという面白い内容でした。

僕自身も昔は平野区の長吉長原西に住んでいて、当時は空き地だらけでしたが、今は高層住宅が立ち並び、昔あった建物もどんどん無くなって、昔の街の面影がかなり薄れているので、 西新宿に住んでいた人たちの気持ちが少しわかるような気もした。

本編:第3回 戦略経営デザイン講義

4.価値創造成果を、時代を超えて「成功実証事例」から学ぶ

PHILIPSデザイン研究所の理念

『橋をデザインするな、川の渡り方をデザインしろ』

→業種・業態・業容の根本から見直す。

●セキスイハイム事業化計画

箱を作って現場に持ち込み、組み立てる家づくり。
箱は工場で作っている。
普通の大工さんの約5倍ほど工程をおさえることができる。

→天候に左右されずに作ることができる工法
初期のお客様は数学や物理の先生が多かったのが面白かった。

・四つの神器

 

  1. コンセプトブック
    コンセプトを物・意識に落とし込んで、開発していくためのツールとして。
    住宅は買うより借りたほうがいい。
  2. ブランドコントロールマニュアル
    ブランドのロゴやカラー、ターゲット層などを言語化、情報化して共有する。
    そうすることでイメージの共有もできる。各媒体に対応できるようにマニュアル化していく。
  3. ファクトブック
    情報をどんどん入れ替えていくもの。
    内容は建設労働者の賃金や、地域の住民の通勤時間や所要時間など、データをして把握している。
    同業社のコーポレートブランド、事業ブランド、商品ブランドの把握など
  4. 事業戦略計画書
    ハイム・トータルライフ・コンセプトを定めたことで10年先までの事業を固めることができた。
    テーマチャートで10年間での優先度を決める。

 

いまウチの会社でも自社のコーポレートブランドや事業ブランドの確立を目指していて、言語化、情報化させていこうという流れになっているので、ぜひ見てみたい!と思いました。
面白そうだし参考になりそうです。

5.ゴールよりも「ディレクション」を常に目標とする

この事業で何を目指すのか?が重要。常に「イノベーション」と「価値創造」を目指す。
 

●東レの事例紹介

ヒアリングでどこに問題があるのか、何のために作るのかを見える化していく。
そこから事業モデルやイメージなど、マスター展開する。

CIの目的…企業体質・風土の革新・企業文化をつくる

川上産業を活かすための企業変革が必要。
川下⇒川戸産業 「送り手」と「受け手」が情報交換し、価値を創り上げる時代
B to BやB to Cだけでなく、C to C、C to Bができてきている時代になってきている。

6.「先生徒」授業(その問題を一番知っている人こそ教師)を前提とする

STRAMDは現代の寺子屋。
 

7.常に「良い・悪い」jと「好き・嫌い」の二軸で考える癖をつける

会社にとっての良し悪しなのか、自分にとってなのかを考える。
 

8.「現場・現物・現況」主義と「連続体」観察を旨とし、実務実践から外れない

よい経営者は事は、マメに現場を見に行く。そこで自分で感じる。
常に実践から離れない。そうしてると色んな事が見えてくる。
 

9.五感」で受け、五感へ発することを日常化する

どう感じさせるか?その上で理解させる ⇒ 感動を生み出す。
『笑顔は世界のパスポート』
 

●日本電子の事例

電子顕微鏡の開発、科学の力で日本を復興。
新ロゴデザイン発表の開発の動画

コンセプト発表が見切れて、少し残念でした…
 

チーム課題の発表


『日本人にとって「お中元」や「お歳暮」の効用とは何か』
今の時代に必要なのか?
なぜ賛成なのか、なぜ反対なのかをグループでプレゼンする。

A、B、Cの3チームに分かれて、各チーム打ち合わせを少しだけしていた。

次回のレポートは、2015年10月27日(火)分を掲載いたします。
レポートが届き次第、梅田MAGのホームページで掲載いたしますのでお楽しみに♪

受講レポート(1)はこちら
2015.10.13開催|STRAMD OSAKA 2015 第2回目 受講レポート(1)