現在地

開催レポート|梅田リデザイン・フィールドワーク講座

2014年12月12日

2014年11月8日(土)・22日(土)の計2回、梅田MAGでは、『梅田リデザイン フィールドワーク講座』を開催しました!
これまで梅田MAGで実施してきた講座をベースに、梅田エリアおよび沿線の活性化に寄与するべく、そのフィールドにおいて、実際に歩いて・触れて・考える、体験型ワークショップを実施する講座です。

講師には、国立大学法人京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科/デザイン経営工学部門の久保雅義教授と、サポート役として、ICHIデザインラボ 主宰・京都造形芸術大学/プロダクトデザイン学科非常勤講師(他兼任)の市原増夫先生をお迎えして2名体制で実施しました。

2週に分けて計2回開催しましたが、2日間ともに大変盛り上がりました。
イベントの様子をお伝えします!

第1回目:2014年11月8日(土)開催

まず第一回目の講座では、デザインシンキングやインクルーシヴデザインの概論と、講師自身によるそれらの実践的活動についてレクチャーがあり、今回のワークショップのテーマである「’ここちよい’梅田を考える」について説明して頂きました。
その後2〜3名づつのチームに分かれて実際の梅田のまちに出てフィールドワークを実施しました。
その際、「多様性」を実体験するためにあらかじめ用意していた色覚障害眼鏡や、高齢者疑似体験用の装置を着用して出発しました。
フィールドワーク終了後のディスカッションでは、今日の発見や気づきを話し合い、最後に講師から次回までに、「どのようにしたら良くなるか、どうすることがプラスになるかを個々で考えてくる」という宿題をもらって終了しました。

第2回目:2014年11月22日(土)開催

第二回目の講座では、A・Bの2チームに分かれて、宿題で個々が考えてきたことを持ち寄り、グループごとにまとめての発表を行いました。
その後の意見交換ではどのチームからも素晴らしい提案があがり、各チームそれぞれに特色ある、大変興味深い発表内容となりました。
講師の先生たちからも、1時間程度の短い中でよくまとめられていたとのお褒めの言葉も頂きました!

イベントを終えて・・・

今回実施した、”体験型形式のワークショップ”は他にあまり類がなかった上、ディスカッションも大いに盛り上がり、参加者の皆さまにも大変満足して頂く事ができました。

今回の講座を通して、体験型ワークショップの可能性や「まちづくり」テーマの注目度の高さについて再認識することができました。これらの課題も踏まえ、今後も継続的に実施する方向性で検討したいと思います!
さらには、今回の皆さまのディスカッション成果をとりまとめ、梅田のまちづくりに関わる企業や団体にフィードバックすることで、本ワークショップの成果を実際の街づくりに活かすことができればと考えています!