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STRAMD OSAKA 第6回目 受講レポート(2)

2013年12月5日

2013年11月19日(火)、第6回『STRAMD OSAKA』が開催されました。
受講生の武田さんより、レポートが届きました!

作成者:
武田(Web制作業)

第6回 STRAMD OSAKA 講義レポート

今回は特別講義ということで、久保先生が講師として講義をしてくださいました。
内容は「デザインイノベーションと経営戦略」について。
様々な企業を例に挙げながら、スライドが展開していくテンポの良い講義でした。

50年の輝きは5年で失う

日本のメーカーは最先端を行くのではなく、改良することのほうが多い。
韓国のメーカーであるsamsungが発売したテレビは、フチのないラウンド型(湾曲)だったが、このような斬新なデザインを日本のメーカーが作る事は難しい。

<性能+デザイン+ホスピタリティ=ユニバーサルデザイン>

ユニバーサルデザインとは、文化や言葉の違い、老若男女、障害・能力にかかわらず、すべての人が利用できる製品や情報のデザインのこと。
ユニバーサルデザインは、商品そのものの価値を上げるものであり、売上にも繋がるビジネスチャンスになる。

また、企業には社内の情報共有が必須である。例に挙げると花王は、消費者の声を商品開発に活かし、社内でその情報を共有している。
商品の使い方や商品の安全性について発信して行く中で生まれるイメージやブランド力。

日本のメーカーがいかに海外と競争できるか。

国内、海外を問わず伸びる企業の共通点を探りました。
日本のメーカーとして海外進出も大事なことですが、仕事に関わる一人ひとりのスタッフや従業員の意識を上げる事が先決なのではないかと思います。
先生もおっしゃっていましたが、「それぞれが自発的に取り組み、顧客の満足に共感し、達成感を得て、活力にする。」これが伝わるからリピーターが増え、業績も向上するというループが大切ですね。

自分たちの企業が客観的にどう見られているか(顧客がどう思っているか)、自分たちの企業は将来的にどうなりたいのか、そんな風に考えると同時に自分自身を振り返ることができた講義でした。