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大江先生「実験経営学論講座」第3回開催しました!

2012年5月30日

2012年5月21日(月)に、「実験経営学論講座」の第3回目講義が開催されました。

「新規事業はなぜ失敗するのか」というお話しを、立山レモネード売店の事例を元に説明していただきました。
特に新規事業は不確実性を伴うため、さまざまな仮説を検証することによって不確実性のレベルを低くすることが大切であること、また、最近話題のリーンスタートアップについても言及され、形式知や暗黙知ではなく、混乱知の獲得が必要であるとも教えていただきました。

そして、前回に引き続き、スマートフォンを対象としたアトリビュート分析のワークも行いました。
前回の講義では、社会人と学生さんが混在したチームでのディスカッションを行ったのですが、今回は学生さんと社会人の受講生に分かれたチーム構成でのワークを行いました。

前回のワークでも、同じ意見であっても、社会人と学生とでは感じるポイントが全く違っていましたが、最終的にチームの意見として一つにまとめて発表を行った段階では、意見が異なる部分は調和されていたように感じました。
しかし、今回は学生のチームと社会人のチームにはっきり分かれたことで、意見が異なっている部分も、くっきりと浮き彫りになり、どんな顧客セグメントに対して分析を行うかによって、考えるポイントが変わることを体験することができました。

次回の「梅田MAG−実験経営学論講座」は、2012年6月18日(月)に開催されます。