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2016.11.1開催|STRAMD OSAKA 2016 第4回目 受講レポート(3)

2016年11月8日

2016年11月1日(火)、2016年度4回目となる『STRAMD OSAKA 2016』の講義が開催されました。
受講生のM.Kさんから、当日のレポートが届きましたので掲載いたします!

作成者:

M.K(建設業)

第4回 STRAMD OSAKA 2016 受講レポート(3)

第4回目、金子先生による特別講義「美的感覚錬成論」の内容を簡単にレポートさせて頂きます。

【講義内容】
今回のテーマ:言葉、文字、比といったものは、それぞれのバックグラウンドに帰結する。
その中で、他と異化するためには如何様なデザインが必要か、言葉で伝えるにはどうすべきか。

■課題:あだ名の披露
・常に使う言葉と“詩”(人に聞かせる言葉)はステージが違う
 →この課題のテーマは「言葉の使いこなし方」
Ex)マルセル・デュシャンの「泉」:便器の上下を入れ替えただけ→アート

■課題:茶碗の銘の披露
・殊、茶碗の銘というのは、様式・由来・アートジャンル等からこれしかないと収斂されていく。
・唯一無二となり、所有自体にステータスが纏う
・過去作品を分析することは、どうすれば人に残るのかが考えられる
・物事が持つ元来的な背景を踏まえる
・普通結びつかないものを語呂よく並べる:それだけでも卓抜した感覚である
・省くことの難しさ

【所感】
最後の質疑に先生から「うまいこと言う戦争」といった表現がありました。
私自身、他者にプレゼンする際は“物は言い様”だと思いながら資料を作成していたため、強く共感しました。
これまでは自身のバックグラウンドや勘などから言葉を捻り出していましたが、物事を描写し言葉に落とし込んで思考することで言葉の背景を知り相対評価できること、そして他者に響かせることができる言葉を探し出せることを実感を通して学ぶことができました。
 

 

次回のレポートは、2016年11月8日(火)分を掲載いたします。

レポートが届き次第、梅田MAGのホームページで掲載いたしますのでお楽しみに♪

第4回目の受講レポート 第1弾はこちら
2016.11.1開催|STRAMD OSAKA 2016 第4回目 受講レポート(1)

第4回目の受講レポート 第2弾はこちら
2016.11.1開催|STRAMD OSAKA 2016 第4回目 受講レポート(2)

第4回目の受講レポート 第3弾はこちら
2016.11.1開催|STRAMD OSAKA 2016 第4回目 受講レポート(3)